aromamora

friends

2011.01.28 ~SHOP Czech 準備中!(2)~ 大人のためのパペット

言葉を介さない身体表現を取材するなかで、
コミュニケーション手段としてのパペットに出合い、
パリや仏郊外シャルルヴィルメジェール、プラハなどのパペッティアに
インタビューしてまわったことがあります。通常の芝居と違って、
人ではなく、パペットが演じる意味とは何なのか?
役者の自我に遮られることなく、観客が自身を投影して
芝居に感情移入することができる・・・
そこには、時代を超えた表現やコミュニケーションの普遍が見えて来ます。

blog-02-01.jpg
パペットの聖地チェコでは、パペットがコミュニケーション手段として
利用されてきました。かつて圧政下でチェコ語の使用を禁じられていたチェコの
人々は、農村の地下組織で行なわれたパペット芝居を通じて、
シニカルな思想運動を巧みに行ない、チェコ語を守り抜いてきたのです。

パペットは彼らの言語であり、アイデンティティの礎とも言える訳ですが
そんな背景からか、EU仲間入りした現在のチェコでも
ハリウッド映画が人気の一方、同様にパペット小屋にも様々な年齢の人々が
足を運んでいます。

チェコで活躍する人形劇家、沢則行さんの人形芝居が
オストラバの屋根裏小屋で行なわれたとき、
私も地元のティーンエイジャーやお年寄り、子どもたちと一緒に膝を抱え観劇しました。
小屋には映画館ではけして味わえない高揚感が満ち、
お客とパペティアが一体となって作る芝居がありました。

blog-02-02.jpg

コメント